僕はWebサービスをPHPというプログラミング言語で作成しています。
PHPってどんな言語なんでしょうか?
よく参考書や他のサイトを見てみると、「Webサーバ上で動作するスクリプト言語」と
説明されています。

Webサーバっていうのは簡単にいうと、ホームページのデータを保存している場所です。

例えば、僕らがブラウザを使って「Yahoo!」にアクセスした時
ブラウザの上の方を見ると、「http://www.yahoo.co.jp/」というのが表示されていると思います。
これをアドレスと言うのですが、ここにYahoo!を表示させるデータが保存されているのです。

僕らは、ブラウザを使ってYahoo!のデータが保存されている場所にアクセスして
データを表示して見ているわけです。

では、スクリプト言語って?
一言で言ってしまえば、プログラミング言語なのですが、その特徴を説明したいと思います。

有名で代表的なプログラミング言語である、「C言語」は、プログラマが一定のルールを元に
プログラムを書いていきます。けれども、プログラムを書いただけではコンピュータは理解
できないわけですね。

書いたプログラムを実行させる為には、コンピュータが理解できるように変換しないと
いけないのです。コンピュータが理解出るように変換することを、コンパイルと言います。

例えば、日本人である僕は、日本語で文章を書きます。けれども日本語がわからない
アメリカ人はその文章が理解できないのです。
そこで、「日本語」から「英語」に翻訳する作業が必要になってきます。

この翻訳する作業が、コンパイルにあたるわけですね。
つまりC言語は、プログラムを書いて、コンピュータに理解できるように翻訳(コンパイル)
してから実行されるわけです。

対して、スクリプト言語では、コンパイルといった翻訳ではなく、「同時通訳」をしながら
コンピュータに作業をさせます。これをインタプリンタと言います。
PHPもこれに当たるわけですね。

なので、文書を翻訳してから仕事をさせるのと
話しながら、同時に通訳を挟んで仕事をさせることの違いです。

PHPって、「ホームページのデータが保存されている場所で同時翻訳しながら働くプログラム」
ということになります。