1954年、「現代の経営」にて経営というのもを明らかにしたピーター・ドラッカー氏。
マネジメントスキルのほとんどを生み出したことから、「マネジメントの父」と呼ばれています。

社会とは様々な組織の集合体です。その組織の運営によって社会が左右されます。
それくらい組織の運営というのは重要なのです。

組織においては、マネジメントスキルというのは必須です。

組織である会社が行う事業は社会の役に立つことです。そのために志と目的が必要です。
その志と目的がミッションとなります。自分たちは何のために存在するのかを明らかに
しなければ、何をやってもうまくいきません。
たとえうまくいったとしても一瞬で散ってしまいます。

存在価値が明らかになるということは、満足させるべき対象があるということです。
これがお客さまです。お客さまのお役に立とうとすれば、お客さまが満たしたいことを
知らなくてはなりません。

これがあって初めてあるべき成果を明らかにできるのです。
そしてこれを明らかにする質問が
「ドラッカー5つの質問」なのです。
(1)われわれのミッションは何か?

(2)われわれの顧客は誰か?

(3)顧客にとっての価値は何か?

(4)われわれにとっての成果は何か?

(5)われわれの計画は何か?

これらの質問を自分が所属している会社や組織のことを考えてひたすら問うて
見てください。

シンプルな質問ですが、とても奥が深いです。
この質問を常日頃から問うことで、ブレない組織ができるでしょう。


経営者に贈る5つの質問


CD 「ドラッカー流マネジメント 経営革新5つの質問」